細やかな配慮で、誰でも簡単にものづくりを体験できるキットを届ける。株式会社さくらほりきり
2023年08月23日 公開
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/ad0577b9-3f3c-4a28-98a7-429e8e5e990e/4e8607a126f6ebab56cb8a19e71aac77.jpg)
今は壊れたものを修理したり、材料や工具を購入して何かを生み出したりしなくても、修理してくれる業者があったり、質のいい既製品が簡単に買える、便利な時代です。一方で、手作りの良さとは、作った人の顔が思い浮かんだり、自分で作ったときの達成感や、思い出が蘇ったりすることで物への愛着が湧くところだと思います。なんでも簡単に揃う時代だからこそ、久々に手を動かして何かを作ってみたくなりました。
今回取材させていただいたのは、手作り手芸キットの製造、販売を行う株式会社さくらほりきりです。
![提供元:株式会社さくらほりきり](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/0a3f7f6e-7761-4d40-bce7-e5d4b69ed3e6/506949ea51d7fc86e7be95eae91a0edb.jpg)
株式会社さくらほりきり1977年創業。オリジナル手芸キットの企画・制作・販売を行う。キットは介護・医療業界でレクリエーションやアセスメントツールとして、各自治体、地域クラブや社会福祉協議会などでのコミュニティ交流のきっかけとしても使用されている。京都の友禅和紙やフランス製の糸など、上質な素材を使ったキットで、簡単なのに完成度の高い作品が作れると評判。
![「天然木のさくらあーと」の熊本城(左)と白鷺城(右)(提供元:株式会社さくらほりきり)](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/0fc8d7f3-b51d-4090-864e-7da5af383fd7/ee3d2d4f0cc579989f5fba314039feb7.jpg)
さくらほりきりには、『天然木のさくらあーと』という、紙のような薄さの木のシートを複数個使って、簡単に絵を作成できるキットがあります。木目の色味の違いを生かして、建築物や花、動物などのモチーフを表現することが可能で、木の温もりを感じられる仕上がりが特徴です。
「天然木のさくらあーと」とは天然木で作られたシートを下絵に貼り付けて、絵を作るキット。国内メーカーで作られる薄さ0.2mmの天然木シートを使用。天然木の優しい風合いを活かして、趣のある絵が出来上がります。
![「天然木のさくらあーと」のロンドンの街(左)とロマンチック街道・ドイツ(右)(提供元:株式会社さくらほりきり)](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/100e9e5c-04af-44b0-b638-c241a267b2cb/d27bcb76867c2661151f3fb8a8a8592b.jpg)
例えば、写真の左上は「ロンドンの街」という作品ですが、制作するにあたってロンドンの街並みと車のデザインについてはよく調査したとおっしゃっていました。素人目には違和感がなくても、詳しい人から見るとこの街並みにこの車のデザインは違う!ということもあります。この作品以外にも、実在するものを表現する時はその見た目や時代背景の理解にとても気を配っているそうです。
![「天然木のさくらあーと・なごみ子猫」の作成前です。右上の1から39までの数字に天然木シートを切り取り、同じ形のパーツを手前の下絵ボードに貼ります。](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/d190c718-a151-441b-adfe-34e35fd535d8/aa7eb0cda5f6b408a1902447a7db9d68.png)
![天然木シートにはアフリカ、北アメリカなど世界各国の木が使用されています。家具や彫刻、野球のバットに使われる木材もあるのだとか。(提供元:株式会社さくらほりきり)](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/c0b2d4df-2ae6-4206-92aa-fc9195e62e4b/b989c99e3313464295c8d6049117741b.jpg)
「天然木のさくらあーと」は大きく分けて2ステップで作れます。
- 両面シール型紙のシールをはがし、粘着部分を4種類の天然木シートに貼ります。
- 型紙の形に合わせてシートを切り取り、白い部分をはがして下絵ボードの同じ数字があるところにパーツを貼ります。型紙より少し大きめに天然木シートがカットされているので失敗する心配はありません。
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完成までに要した時間は45分くらい。予備知識や経験が全くなくても、キットの中身とハサミさえあれば、一人で簡単に作ることができました。その秘密は、キットに入っている説明書にあります。
![『天然木のさくらあーと』と一緒に『かんたんまる小箱』も作りました。好きな和紙を選んで作ることができます。](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/1e56b97a-64b1-4f2e-9c60-8483599e150e/fe55e82e83acf40f33ad49327f2e7c3b.jpeg)
説明書には、キットにどんなものが入っているかを把握するためのチェックリストがあったり、実寸図に実物を重ねて置くだけで壁掛け用のリボンをつける位置がわかるようになっていたりして、まるで誰かが隣に付き添って教えてくれているような、親切でとても分かりやすい内容でした。
![チェックリストがついていて、入っているものを把握してから作成に入れるようになっています。](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/5e177e23-85ee-43ff-8333-5585034a0768/9bfb9cbd971ed789e55c4faca93c615a.jpg)
![壁にかけられるようにひもをつける工程では実寸図に実物を重ねると、どこにひもをつけたらいいのかがわかります。](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/444ad60c-b645-4148-91ae-2b09a648c9a1/b4e42d731fb8a50f4045912ba07df6f7.jpg)
説明書だけではなく、1時間以内で素人が簡単に完成させたとは思えない、見た目のクオリティの高さにも驚きました。パーツを線に沿ってうまく切れなかったとしても、問題なく綺麗に見えるように太めの縁でモチーフが描かれています。また、白っぽい色のパーツを貼る部分は裏に書いてある数字が透けてしまわないように、印刷を薄くしてあります。
![27には薄い色のパーツを貼り付けるため、27が26よりも薄く印刷されています。](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/cd433b74-a15f-467c-b070-92753a82102b/0154b7ce7bdc7a7834e96c02442bf741.png)
猫の他にも、昭和初期の東京駅周辺、熊本城、クラシックカーなど、より大きなサイズのモチーフも展開されています。和室にも洋室にも馴染みそうなデザインなので、木目を楽しみながら、さまざまなお部屋に飾れそうです。
![「天然木のさくらあーと・東京駅と路面電車」。お客様に懐かしさを感じていただくため、昭和初期の東京駅と路面電車の風景が再現されています。その時代の資料を集める過程で、海外の方の東京駅に関する研究のサイトまで辿り着いたそうです。(提供元:株式会社さくらほりきり)](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/c5f41d5e-049d-495f-b857-83569a37ac1f/d36a2662e25aeeaf20c531369f30888b.jpg)
![よりリアルな作品にするため、歩行者を風景に加えたところもポイントです。(人を入れないと廃墟のようになって絵が怖くなってしまったんだとか。)よーく見ると丸の内口の表示板もあります。(提供元:株式会社さくらほりきり)](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/40563549-0b2e-48ee-a51b-7c25deddc8bd/bd7484b0bf4364013d77a3d861eff37e.jpg)
今回は、この「天然木のさくらあーと」の「東京駅と路面電車」、「熊本城」、クラシックカーをモチーフにした「ロンドンの街」などの制作を担当された、株式会社さくらほりきりの阿部建(あべ たける)さんにお話を伺いました。
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阿部建さん群馬県高崎市生まれ。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。株式会社さくらほりきりに2014年に入社。現在は商品課で主に新商品の開発や既存商品の改善に従事。休日には軍装品収集と研究や、喫茶店巡り、ちょっとしたDIYなどをしている。
音楽の家系で育った阿部さんが武蔵野美術大学で彫刻を学んだ理由
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ーー阿部さんはどんな学生時代を送られていたのですか?
中学生の時までは身内に音楽の先生や作曲家が多い関係で、ピアノを習っていました。休みの日はプラモデルが好きでよく作っていました。
高校は芸術系の科目に力を入れているところを選びました。選択科目で音楽か美術のどちらかを選べるようになっており、そこでは美術を選びました。
ーー音楽から美術の道に転換され、大学で彫刻学科を選ばれたのはどんな理由があったのですか?
音楽を続けるのはやめたんです。ピアノを弾いているうちにやる気を失ってしまい、音感もなかったので続けることがしんどくなってしまったのだと思います。そのあと、音楽以外のことをしてみたいと考え、基礎的なデザイン、油絵など様々なものにまずはトライしてみました。その中で彫刻にも出会いました。
立体物を自分の手で作るという彫刻のプロセスが、なんだかすごくしっくりきたんです。初めてのことが多いはずなのに、自然とすぐに馴染むことができました。設計にも興味があったので、平面的なものより立体的なものに惹かれました。「好きなことやればいいんじゃない?」という家族の応援もあり、彫刻の世界に進むことにしました。
大学で偶然出会ったさくらほりきり
![さくらほりきりにはなんと800種類以上の和紙があります!](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/abb35f44-f9ac-4102-ac37-c539b6277df5/53dbb0c3bebf274aa88ba67869dfb333.jpg)
![これらの和紙は和紙工芸品のキットで使われるほか、和紙単体でも販売されています。漢字が書かれた和紙やアニメキャラクターの衣装に近い模様の和紙などは、海外の方にも人気のようです。](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/e62dd123-8bcd-4ed9-9ead-a569dad75836/b95abfe28b77c33136513d8f7d1555de.jpg)
ーー大学時代はどのような人が周りにいたのですか?
彫刻専攻の人は作家志望の人がほとんどでした。今思えば、他の学科の人ともっとコミュニケーションを取っていればよかったと後悔しています。というのも、作家志望の人が周りに多い中で就職活動をするのは情報も得られないし、普段は卒業制作で忙しいし、就活はとても難しかったんです。
ーーそんな中、さくらほりきりに入社されたのはどんなきっかけがあるのですか?
4年生の時、たまたま大学の美術館の施工のバイトや卒業制作に追われていたときに、企業説明会で大学に来ていたさくらほりきりの社員の方に出会いました。制作の合間に作業着のまま説明会に参加したことを覚えています。募集要項にはデザイン専攻であることが条件とあったので、自分は当てはまらないかなと思っていたのですが、絵が描けるのであれば問題ないと言われました。和紙工芸など、日本の伝統的な素材を扱ったものづくりに関わってみたいと思い、選考に参加しました。大学の美術館の施工バイトの際に関わった設計や立体物を作る分野をもっと知りたいという関心もありましたね。
「ここが難しかった」の声をもとにキット内容と説明書を改善
現在、入社9年目の阿部さんによってリニューアルされたキットは、より上手に簡単に組み立てられるようにデザインを変更されています。例えば、箱が歪みなく組み立てられるように折りやすくなる溝が施されています。
数年前、ロングセラーキットだった「和ダンス(三段たんす)」は「部材の高騰」「取手の製造メーカーの廃業」などの理由で廃盤になってしまいました。しかし復活を待ち望む多くのお客様の声や、社内でも「さくらほりきりのイメージキットである和ダンスはどうにか復活させたい」という意見が多数あり、新たに取手の製造メーカーを見つけ復活させることができました。
![和紙工芸品の「和ダンス(三段たんす)」(提供元:株式会社さくらほりきり)](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/850833aa-490d-4067-8aa0-7d73d453d189/a5f2934d7740e5326869436b8e024a34.jpg)
復活にあたり、阿部さんはストレスなく作れるキットにするため使用するパーツを24から11に減らし、和紙の貼り方も分割してより簡単に、綺麗に貼れるように改良をしました。
![(提供元:株式会社さくらほりきり)](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/424fcbf2-87a8-405c-86a8-b69790bca323/21c2d72560f9258558b6931b5fab24bf.jpg)
また、説明書もわかりやすいものに書き換えられています。手順だけではなく、使うハサミの切れ味が悪くなってしまった場合の対処法や、小さいパーツをなくさないようにするためのアドバイスなども読みやすいフォントで書かれています。
かつては手芸経験者のユーザーが多かったため、手順だけを書いたシンプルな説明書を同封していました。しかし最近は、コロナをきっかけにおうち時間の趣味として取り入れてくださる方も増えました。ユーザー層が多様化し、手芸経験のない方が増えていることから、誰が見ても一人で完成できるくらいのわかりやすさを目指して改善しています。
新商品の開発の際は、そのモチーフに関わるリサーチを徹底的に行います。「天然木のさくらあーと・熊本城」のデザインの際は、実物を見るため現地に行き、何度もデッサンを行ったそうです。石段の積み上がっている石の構造など、細部まで記録し、どの角度から見たときに一番熊本城らしさが表現できるのかなども検討されたそうです。
![提供元:株式会社さくらほりきり](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/63f9d3ba-9e79-41fd-a75f-05057ba8dcb8/79fe27bb03cca7bc0e8cb22f4e58ba53.jpg)
![提供元:株式会社さくらほりきり](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/7218fbfb-aa44-4b29-a4ac-0a214da524eb/cda309d66643ea7f8d88e42612249c11.jpg)
部署で唯一の男性社員 阿部さんの一日
![デスクの後ろには阿部さんが試作された作品が飾られていました。](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/8d914002-0207-4c26-878d-26e05eb25238/c762508204b4116407399b0dc837b0f3.jpg)
ーー阿部さんのお仕事の日の一日の流れを教えてください。
フレックスタイム制を利用し、早めに出社しています。だいたい8時くらいから16時まで作業をしていることが多いです。早めにその日の作業を終わらせることができるので、夕方に他の社員の声がかかると他の作業を手伝うことが多いです。特に、部署内に男性は私しかいないので、力仕事などは進んで引き受けています。
妻の仕事が終わるのが遅めなので、早めに帰れる日は電車の中で料理レシピを見ながら、家にある食材を思い出して、献立を考えます。
ーーお料理もされるのですね!得意料理は何ですか?
チキンのトマト煮です。あとはトマト缶ベースで作るキーマカレーも。トマト缶には無限の可能性を感じるので、家にはトマト缶のストックがあります。晩御飯は次の日のお弁当のおかずにもしています。以前はオフィスの近くでお昼ご飯を買って食べていたのですが、節約も兼ねて最近はお弁当を作っています。
性別に関係なく”作る喜び”を届ける手作りキットメーカーになるために
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/90fe7102-f20e-42cf-814c-88f30e0e9eb7/69cab917841dc4d229de7badf3126c22.jpg)
ーー今後の目標を教えてください。
ハードルが高いと思われそうな複雑なキットではなく、これをきっかけに、自分でも材料を揃えてものづくりをやってみようと思ってもらえるようなキット制作を続けていきたいです。1977年の創業以来、さくらほりきりのキットの9割の利用者は女性でした。手芸、と聞くと女性がやるものというイメージを持たれてしまいがちですが、工作ならやってみたいと男性にも思っていただける印象があるのではないでしょうか?
このイメージを覆すことは難しいかもしれませんが、初心者や男性にも手に取ってもらえるような難易度やモチーフを今後も吟味していけたらと考えています。「天然木のさくらあーと」では、男性にも喜んでいただけるようなモチーフとして、新しく飛行機や船も扱ってみたいです。
![商品企画課の中央には、社員同士で試作品の改善点を出し合う『試作中』と、社長からOKが出たものである『決裁いただきました』の名札があります。作って終わりではなく、完成品を長く使ってもらえるよう、ハサミやカッターを置く場所の高さを変えたりもしています。](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/monoshin/edb45ae3-f5db-4391-9314-f8869cee5a27/d1fdd66cfca79d34bdc756087e578532.jpg)
また、既存商品のリニューアルでは、作りやすさや完成した後の使いやすさのため、説明書の追記やキットの改良をしています。お客様のここの段階が作りにくかった、これを入れてみたら使いにくかったという声をもとに、なるべく早くその声を商品に反映させるようにしています。
我々は卸業者を介していないため、直接お客様とコミュニケーションをとることができ、そこから多くの気づきがあります。オフィスと同じ建物にある店舗での接客やお客様から頂いたお手紙やお電話、介護・医療の現場に足を運んで得たフィードバックをもとに、今後も作りやすく、使いやすいキットを作っていきます。
株式会社さくらほりきり
編集後記
阿部さんの、見えない部分や後回しにされてしまいがちな課題を解決し、より良くするための努力をいとわない姿勢から、「関わるすべての人やものへの強い責任感」を感じました。「天然木のさくらあーと」の熊本城にも、東京駅と路面電車にも、阿部さんのものづくりへ抜かりなく真摯に向き合う気持ちが現れています。取材時は、「そこまでやるの?」と思うような丁寧な事前調査や制作時のこだわりのお話が次々に出てきて驚きました。
今後もそんな阿部さんや、他の社員の皆さんの手で生まれる新たなキットを見るのが楽しみです。ユーザーの声に耳を傾け、時代やニーズに合わせて変化し、愛され続けるさくらほりきりに今後も注目していきたいと思います。
( ものづくり新聞記者 佐藤日向子 )